玄箱 UbuntuにHTTPサーバー(nginx)をインストールした

Ubuntu 12.04 LTS化した玄箱、sambaも導入しWindowsからもMac OSXからもファイル共有が出来るようになり、NASとしての機能は十分に果たせるようになった。

が、ここで終わってはせっかくのUbuntu化がもったいない。ということで次はWebサーバーを稼働させてみることにした。

HTTPサーバーの定番は、満場一致でApacheだろう。しかし、Apacheは、初代玄箱の貧弱なスペック(PowerPC 200MHz MEM 64MB)では荷が重すぎる。ということで軽量高速で定評のあるnginxを入れてみることにした。

玄箱にnginxをインストール

aptパッケージには残念ながらnginxはないので、ソースからのビルドとなる。

libpcre3-devとzlib1g-devをパッケージからインストールする

# apt-get install libpcre3-dev
# apt-get install zlib1g-dev

nginxの公式サイトから最新安定版のソースをダウンロード(2013年11月23日時点では1.4.4)してビルドする

# wget http://nginx.org/download/nginx-1.4.4.tar.gz
# tar zxvf nginx-1.4.4.tar.gz
# cd nginx-1.4.4
# ./configure –prefix=/usr/local/nginx-1.4.4
# make
# make install
# ln -s /usr/local/nginx-1.4.4 /usr/local/nginx

起動スクリプトをダウンロードする

# wget https://raw.github.com/JasonGiedymin/nginx-init-ubuntu/master/nginx -O /etc/init.d/nginx
# chmod +x /etc/init.d/nginx
# update-rc.d -f nginx defaults

nginxを起動

# service nginx start

インストール完了!
さて、Webサーバーが準備できれば当然、PHPとMySQLを入れて、いわゆるLAMP(正確にはLNMP?)環境を構築しない訳にはいかない。近いうちに、そのへんもやってみようと思う。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする