初代玄箱にモナーコインを採掘させてみた

昨今話題になっていたビットコイン、Mt.GOXの破綻で何かとダークなイメージが付きまとう仮想通貨ではあるが、単純にゲーム感覚で集める分にはリスクもなく面白そうだ。日本でも最近2ちゃんねる発でモナーコインと呼ばれる暗号化通貨のプロジェクトが起ち上がったので、せっかくだから普段は殆どIDOL状態の玄箱でも採掘できないかなと思い試してみた。

「Ubuntu化した玄箱の設定(日本語化とsamba,FDClone,gccのインストール)」
を参考にubuntu化してgccの開発環境が入っていれば用意するものは比較的少ないはず。ただ、この投稿移行もちょくちょくといじっているので、もしかすると足りないライブラリなんかもあるかも知れないのでその時は、ご一報ください。

モナーコインを採掘するのに必要なライブラリをビルドする

opensslのインストール

先ずはOpenSSLのインストールから。
注意点は、configのオプションにno-ssl2を付けることです

# wget https://www.openssl.org/source/openssl-1.0.1f.tar.gz
# tar zxvf openssl-1.0.1f.tar.gz
# cd openssl-1.0.1f
# ./config –prefix=/usr/local/openssl –openssldir=/usr/local/openssl shared no-ssl2
# make
# make install

libcurlのインストール

続いて、libcurlのインストール

# wget http://curl.haxx.se/download/curl-7.35.0.tar.gz
# tar zxvf curl-7.35.0.tar.gz
# cd curl-7.35.0
# CPPFLAGS=”-I/usr/local/openssl/include” LDFLAGS=”-L/usr/local/openssl/lib” ./configure
# make
# make install

janssonのインストール

libjanssonも必要なのでビルドしてインストールします。

# wget http://www.digip.org/jansson/releases/jansson-2.5.tar.gz
# tar zxvf jansson-2.5.tar.gz
# cd jansson-2.5
# ./configure
# make
# make install

以上がマイナーをビルドに必要なライブラリーです。
OpenSSLのビルドには2時間ぐらいかかるかもしれません…

マイナーのビルド

暗号化通貨を採掘するのに必要なマイナーをビルドします。

# wget http://sourceforge.net/projects/cpuminer/files/pooler-cpuminer-2.3.3.tar.gz
# tar zxvf cpuminer-2.3.3.tar.gz
# cd cpuminer-2.3.3
# ./configure
# make
# make install

モナーコインを採掘してみる

cpuminerのインストールが成功したので実際に採掘してみます。
採掘場はmonapoolに登録してみました。
採掘は下記のようにして行います。

# /usr/local/minerd –url=stratum+tcp://mona1.monapool.com:6666 -u Weblogin.Worker -p Workerpassword

モナーコイン採掘中
Hashreateは、なんと 0.09 khash/sという低スコア、こんな数値じゃいつになったら1コインゲットできるのやら…
まぁ大体想像はしてたけどPowerPC 200MHzでの暗号化通貨採掘は全く現実的じゃありませんね(笑)

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