2002/08/19(月)

初診。歯のレントゲン撮影を済ませた後、歯科検診。次から次へと虫歯と判定されていく。虫歯が多く、かなりひどい状態であることは自覚していたけど、ショックだったのは根本的に歯が虫歯になりやすい質のものであると言われたこと。歯が成長する過程において、ある期間だけ成長していない時期があり、そこがいわゆるエナメル質というものが無く、無防備な状態らしい。通常は、大きな病気をして栄養が歯に回らなかったときなどになるらしいけど、そういう経験はまったく無いので、原因はよくわからないまま。理由はさておき、このまま普通に治療をしてもこの歯質だと危険で、歯が異常に弱いので欠けてしまって最悪歯を失うことになってしまうらしい。そのため、治療にはかなりの時間とお金がかかりますと忠告される。ガーーーン(;;)検診後、本格的な治療に。前述のとおり、うかつに治療にはかかれないらしいので、今日は先週から激痛が続いている歯の痛みをとる治療をしてもらう。治療してもらったのは右奥から2番目の歯。レントゲンを見ると、歯の半分以上が虫歯で、しかも神経まで侵食されている。まずは、歯茎に麻酔をうち、虫歯の部分をドリルでがんがん削られる。ドリルの摩擦による焦げくさい臭いが嫌だったけど、麻酔のおかげで痛みはほとんどない・・・と安心してたらズキッ!という痛みが。神経に到達したらしい。神経は歯茎にうった麻酔は効かないので、神経に直接麻酔をうつことに。先生が言うには、歯科治療で最も痛いのがこの神経にうつ麻酔らしい。確かにうたれた瞬間、声にならない声(?)をあげるほど痛かった。しかも、むき出てていた神経は1本ではなく、3本だったので3回うたれる。痛かったら右手を上げてくださいと言われていたけど、あまりの痛さに体は硬直して手なんか上げられやしない。神経にうった麻酔が効いてくるといよいよ本日のメインイベント、神経の抜き取り。麻酔は痛かったけど、削るのは麻酔のおかげで痛くなかった。無事神経の抜き取り終了後、消毒をして、削ったところを塞いで本日の治療はおしまい。実に1時間30分の長時間だった。治療費を支払うとき、受付のお姉さんに、初診で神経まで抜いたんですか?と驚かれてしまった。よっぽど珍しいらしい。
麻酔が切れた後、治療前よりもひどい痛みが。歯医者さんに電話して聞いてみると、神経の治療をすると1日ぐらいはそういうものだといわれる。今は鎮痛剤が効いてるからましだけど、これがきれる夜中にはどうなるんだろ…
治療時間 : 1時間30分
治療費 : 3,390円
次回の診察日 : 9/3

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